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【偉大な投資家から学ぼう】ウォーレン・バフェットの過去の失敗「シケモク投資」とは?

【偉大な投資家から学ぼう】ウォーレン・バフェットの過去の失敗「シケモク投資」とは? 株式投資

資産運用始めたけど、手っ取り早くお金持ちになる方法は無いかな?

とお思いの方や、

資産運用始めたけどTwitterとかSNSを見ると凄い成績が良い人が多い、、、

うまくいってないのは私だけ、、、?

と不安になっている方に読んでいただきたい記事です。

投資に興味を持って情報収集のためにインターネットやSNSをみていると、

「簡単に稼げる方法」だとか、インフルエンサーの爆益報告を目にして、

そんな楽な方法があるならやってみようとか、

真似してみようとか思うこともあるかと思います。


ですが、インフルエンサーもうまくいった時だけ声高にアピールしているだけだったり、

収益報告の画像なんかも修正できたりするので信ぴょう性が低いです。


(ちなみに私は思いっきりボロボロの状態でも実績報告させていただいてますし、

過去の失敗談も載せてますので、恥ずかしいですが、よろしければご覧ください。笑)

ですので、学ぶべきは得体の知らぬその辺のインフルエンサーからではなく、

超一流の投資家から学ぶのが一番です。

そこで、今回は投資の神様、ウォーレン・バフェットが認めた過去の失敗と

そこから得た教訓をご紹介いたします。

ウォーレン・バフェットの過去の失敗「シケモク投資」とは

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ご存知の方も多いかと存じますが、

ウォーレン・バフェットは11歳から株式投資を始め、

1代で960億ドルもの資産を築き、世界長者番付に長年ランクインし続け、

「投資の神様」、「オマハの賢人」などの称号で呼ばれる偉大な投資家です。

彼が率いる世界最大の投資会社「バークシャー・ハサウェイ」の年平均利回り20%を超え、

同じ期間のS&P500の年平均利回りが10%であることを考えると驚異的なパフォーマンスです。


そんな投資の神様、ウォーレン・バフェットが認める過去最大の失敗とは、、、

実は「バークシャー・ハサウェイ」の買収だったのです。

バークシャー・ハサウェイ買収劇

もともとバークシャー・ハサウェイは1888年に創業された紡績会社で、

一時は15ヶ所に工場をもち、1万2,000人以上の労働者を雇用していました。

ですが、1960年代、安価な外国製品に押され、工場は次々に閉鎖、

大規模なリストラが行われるなど、破綻寸前の会社でした。

時価総額は工場などの保有資産の評価額を下回っており、

本来の価値よりも割安となっていました。


また、割安であったことに加え、

工場を閉鎖して得た資金で自社株買いをしていることに目をつけ、

バフェットは「さらに工場を閉鎖し、自社株買いをするだろう」と予想し同社の株を買い進めます。

その当時のことを以下のように記しています。

Buying the stock at that price was like picking up a discarded cigar butt that had one puff remaining in it. Though the stub might be ugly and soggy, the puff would be free. Once that momentary pleasure was enjoyed, however, no more could be expected.

2014年の株主への手紙(Shareholder Letter)

「その株をその値段で買うことは廃棄された吸殻からもう一回吸えるものを拾うようなものでした。ただその吸殻が醜く湿っていたとしても、一回は無料で吸えるのです。ひとときの楽しみを得たあとは、それ以上は期待できません」


つまりバフェットはバークシャー・ハサウェイの将来性に期待するものは何もなく、

安売りされているを買い集め、適正な価格で売ることで利ざやを稼ごうとしていたのです。

その後、彼の予想通りバークシャー・ハサウェイは2つの工場を手放し、

自社株買いを実施することになり、経営者からは事前にバフェットの平均取得金額+50%の

1株11.5ドルで買い戻すと約束を取り付けます。


見事に無料で吸える1回分を手にしたと思ったのもつかの間、

強欲な経営者は約束を違え、買い付け価格を11.375ドルとするオファーを出しました。

これに怒りを覚えたバフェットはオファーを断り、さらに同社を買い増し、

ついには経営権を握ることとなりました。


ですが、バフェット自身も成長性の無いシケモクだと思っていた紡績事業は

案の定、その後も低迷し、完全撤退するまでの20年間、巨額の赤字を出し、

その後に買収した保険事業などにとっても重しとなってしまいました。

バフェット自身、「紡績事業にお金を回さず、最初から保険事業でスタートすれば今より2倍は成長していただろう」としています。

シケモク投資からの転換

バークシャー・ハサウェイでの失敗と

長年のパートナーであるチャーリー・マンガーからの以下のアドバイスにより

バフェットの投資スタイルは変化します。

 More than 50 years ago, Charlie told me that it was far better to buy a wonderful business at a fair price than to buy a fair business at a wonderful price.

2012年の株主への手紙(Shareholder Letter)

「50年以上前、チャーリーが私にそこそこの事業を割安で買うより、素晴らしい事業をそこそこの価格で買ったほうがずっといいと教えてくれた」

バークシャー・ハサウェイでの失敗から斜陽産業の事業を長期で保有しても、

複利を得るどころか、かえって損失を出してしまうことを実感し、

また、チャーリーのアドバイスもあり、短期の利益を狙うシケモク投資から、

コカ・コーラやアップルなどの強いブランドを持つ企業を長期保有するスタイルへと変化し、

今の資産を築き上げたのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

バフェットのシケモク投資での失敗から、

どんな銘柄でも長期投資をすれば複利効果で資産を増やせるわけでは無いことがわかります。

バフェットほどの目利きは真似できないにしても、

短期的な値上がりを狙って、斜陽産業のシケモク銘柄を拾ってしまわないように注意したいですね。


これからも、偉大な投資家から学んで長期投資を続けていきましょう!


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