社会人として日々仕事に追われる中、
人生で一度は海外で生活してみたい!
じっくり時間をかけて語学の勉強がしたい!
つまらない日々の繰り返しにうんざり、、、
と感じたことはありませんか?
私自身、新卒で会社に入り、5年ほど経った頃から漠然とそんなことを考える日々でした。
そんな中、目についたのがワーキングホリデーでした。
ただ、社会人として新人の頃と違い、それなりに重要な仕事も任されてきますし、
何より今の仕事を辞めて、日本に帰ってきてから仕事が見つかるのかという不安から、
なかなか決断できず、葛藤する日々でした。
学生時代とは違い、社会人となってからワーキングホリデーを考えているなら、
皆さん同じ悩みがあるかと思います。
そこで、今回は私の経験が参考になればと思い、
ワーキングホリデーに行くまでの道のりと、帰国後の話をご紹介します!
ワーホリに行くことを決断した理由
さて、当時の私は新卒で化学品の専門商社に入社し営業をしていました。
会社は基本的に年功序列なので、入社して5年も経つと何となくですが、
自分が何歳になったらこの役職になって、給料はこれくらいとかイメージがつくようになります。
それが私にとっては定年を迎えるまでの自分の人生が決まってしまっているようで
すごくつまらなく感じたのと同時にこのままでいいのかと思うようになりました。
また、会社員生活を続けているうちにあることに気づきます。
それは会社が自分を守ってくれる訳ではないと言うことです。
会社のためにやりたいことを我慢しても、転勤や異動などは会社都合で動きます。
会社は従業員の望むキャリアプランを保証してくれる訳でも、
ライフプランを尊重してくれる訳ではないのです。
そう思った時に、自分の道は自分で切り拓くしかないと決心しました。
また当時はプライベートでも少し心境が変わる出来事がありました。
それは祖母の死でした。
祖母はよく「貧乏な生活をしたのは爺さんと結婚したからだ」とか、
「あの時、ああしていれば、、、」とか、
とにかく過去のことを後悔するような発言が多い人でした。
果たして祖母は自分の生活に満足して死んで行ったのだろうかと考えると、
後から人や、環境のせいにせずに自分のやりたいことをやるべきと考えるようになりました。
さて、いざワーホリに行くと決心した後は会社に辞めることを伝えなければなりませんし、
もう成人しているとはいえ、親にも伝える必要があります。
会社では、自分で言うのもなんですが、社内でそれなりに評価されていたので、
「このまま会社にいれば、間違いなく幹部になれるぞ」
とか、
「知人の子供がワーホリに行ったが、やはり帰国後はまともな仕事につけなかった」
とか、いろんな話を上司からされ、思いとどまるよう何回も説得されました。笑
また、私の父は高校卒業から定年まで一つの会社で勤め上げたような人だったので、
猛反対を受けます。
ですが、今思い返してもここで周りの意見に流されず、
自分の考えで決心したことは間違っていなかったと胸を張って言えます。
人生一度きり、自分の人生は自分のものです!
ワーホリ中の生活
そんな中、たどり着いたカナダ、
これからの生活にワクワクする反面、
何も得られずに帰国はできないと気持ち的にはまさに背水の陣でした。笑
ですが、カナダ到着後すぐは日常生活ですらまともにできませんでした。
バスに乗るにしても、スーパーで買い物するにしても、レストランで注文するにしても、
何もかもが勝手がわからないし、かといって英語ができないのでまともな質問もできないし、
たくさん失敗して、恥をかきまくりました。笑
そういった意味では日々必死で生活しているので飽きることはなく、
毎日疲れ果てて家に帰ると21時くらいには泥のように眠るような生活でした。
ですので、今の日本での生活をつまらなく感じているなら、海外生活はもってこいです。
ただ、ある程度すると慣れてくるので、
その度にどんどん新しいことにチャレンジすることをオススメします!
帰国後
さて、学生ビザで6ヶ月、ワーホリビザで1年の合計1年半のカナダでの生活を終え、
日本に帰国した訳ですが、自分なりに色々経験をしたつもりでも、
やはり気持ち的には本当に成長したと言えるだろうか、
周りから遊んできただけと思われないだろうかという不安がつきまといました。
ですが、実際に転職活動を始めると、ワーホリの期間をブランクとは考えず、
前職の経験+海外経験と言う風に捉えてもらえる会社が多く、
大学生の頃であれば相手にされなかったであろう会社の選考も通ることができました。
まとめ:もう一回くらい行きたいと思えるくらいオススメ
ワーホリに行く前も、行ってからも、果たしてこの判断で良かったんだろうか、、、
と悩みはつきませんでしたが、
今となってはワーホリに行って良かったと心から思えます。
なんだったら、今だったらもっと楽しめる、得られるものがあるだろうなと思うと、
強くてニューゲームみたいな感じでもう一回行きたいくらいです。笑
新型コロナウイルスが流行して以降、海外には行きづらい状況になってしまっていますが、
もし、ワーホリに行くか悩んでいる方は思い切って挑戦してみてください!
これからも、ワーホリ期間中の出来事を記事にしていければと思っているので、
よろしくお願いします!
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