高配当銘柄として人気の3M(ティッカー:MMM)、
高配当投資を始めた2019年当初から保有し、それなりに含み益もあって安定していたのですが、
2022年に入ってから株価は下落を続けております。
基本的に長期保有を前提にしているので、損切りをあまりしないのですが、
今回、泣く泣く3Mを損切りすることにしました、、、
3Mを損切りした理由
年明けからの下落に対しては特に何も考えず、ナンピンを続けていましたが、
あまりに下がり続けるので調べてみると、
2021年12月14日に3Mが食品安全部門をスピンオフし、ネオゲンと統合する発表が、、、
発表内容によれば、3Mの株主は新会社の株式の50.1%を保有し、
ネオゲンの株主は新会社の株式の49.9%を保有することになり、
2022年第3Qまでには手続きを完了させる見込みとなっておりました。
米国株はスピンオフすると色々ややこしい
米国株のスピンオフについては以前にAT&Tで経験があるのですが、
特定口座から一般口座に移管されるため、自身で損益計算する必要があり、
これがまた、非常にややこしいです。
税務署や国税庁にやり方を電話相談しましたが、
それぞれ回答が違っており、私自身、正直まだ正しい方法がわかっていません、、、
そのため、多少含み損が出てもスピンオフ前に全て売却することに決めました。
高配当ETF保有で間接的に3Mに投資できるから
スピンオフ前に売却したかったが一番大きな理由ですが、
前々から3Mを個別で保有する必要あるかなと思ってはいました。
というのも、3Mは高配当ETFのSPYDやVYMの組み入れ銘柄になっているので、
高配当ETFを保有していれば、間接的に3Mに投資していることになります。
今回のようなリスクのある個別株より、分散投資できるETFの方が良いなと実感しました。
トータルの損失は、、、
今回の売却での損失は-95.05USDとなりました。
これまでに得た配当金は19.35USDなので、トータルでも-75.7USDの損失となります、、、
大した数を保有していなかったので、この程度で済みましたが、
ここまで下落するまでに気付いていれば、利益を出した状態で撤退できたのに残念です。
さらに手痛いのは、足元の円安の影響で円換算だと益が出ていることになってしまいました、、、
せめて損益通算で節税できればと思っていたのに、、、
まとめ
長期保有を投資方針としているので、多少の含み損は配当を受け取りながら待っていれば、
いずれ回復するだろうという考えでいているのですが、
スピンオフのことを考えると、今後、米国個別株の購入は控えようかなと思います。
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