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【英語学習】インプットの必要性と効率的なインプット方法【初心者向け】

自己投資

英語の勉強を始めようと思うけど、何から始めたら良いかわからないわ

といったお悩みや

英語の勉強を始めたけど、なかなか覚えられずに心が折れそう、、、

とお悩みの方に読んでいただきたい記事です。

本記事でわかること
  • 英語学習でまず大事なことはインプット!
  • 単語や文法を暗記するのではなく、イメージをつかむことが大事
  • 内容が理解できると無意識のうちに習得できる
  • 楽しくやることが一番大事

私自身、学生の頃一番苦手としていた科目が英語で、毎回赤点を叩き出していました。笑

ですが、ワーキングホリデーでカナダに一年半滞在し、

TOEIC845点まで取れるようになりました!(中途半端ではありますが、、、笑)

肝心の英会話のスキルはというと、

語学学校の体験レッスンでネイティヴスピーカーの先生たちに

You are able to understand a native speaker at a moderate pace.

(ネイティヴスピーカーの適度なスピードで話していても理解できる

Your speaking rhythm sounds natural.

スピーキングのリズムが自然

You are capable of responding promptly.

質問などに対して素早く答えることができる

と、もちろんまだまだな部分はありますが、ここまで評価されるまでになりました。

ここまでに到るまでに色々な勉強方法で試行錯誤しながらやってきました。

その中でも効果があったと思える方法を実体験

第二言語習得研究で提唱されている理論を元にご紹介します。

インプットの必要性

中学校レベルの英単語では足りない

英語学習をしているとよく次のような言葉を耳にするかと思います。

「英語で会話するにはコミュニケーション能力が大事で、中学英語で十分!」

これは半分正解で、半分間違いです。


英語では頻出する1,000単語あれば普段の会話の85%をカバーできるとされています。

1,000単語は中学校卒業時レベルの単語数ですので、中学英語でカバーできると言えます。

ですが、実際には成人のネイティヴスピーカーの単語数は25,000以上とされています。

25,000単語使える人と1,000単語しか知らない人とが会話しようとすると、

大人が赤ちゃんと会話するような非常に限定されたコミュニケーションしかとれません。

相手が拙い英語でも我慢強く聞いてくれるのであれば良いですが、実際はそう甘くはありません。

コミュニケーションをとるためにはある程度インプットがどうしても必要になるのです。

効率的なインプット方法

インプットが大事ってことは結局、単語や文法を暗記しなきゃいけないのか、、、

と思われるかもしれませんが、

文法を覚え、単語を暗記し、それがパッと頭に浮かぶようなるために、

何度も繰り返し書いたり、フラッシュカードなどで繰り返し覚える従来のインプット方法は

実はあまり効率的ではありません。

ではどのようにしてインプットしていけば良いのでしょうか?

インプット仮説

第二言語習得研究において最も影響を与えた研究として、

言語学者のStephen Krashen(スティーブン・クラッシェン)氏が打ち出した

インプット仮説というものがあります。

インプット仮説では、

インプットされた情報の意図を理解することによって言語を習得することができるとされており、

従来の文法や単語を暗記する方法は習得することの補助にしかならないとしています。

では、理解できるインプットとはどういったものでしょうか?

知識=習得ではない

人が何かを発言した際、そこには必ず伝えたい意図があり、

その意図を正しく伝えるためにその意図に合った単語や文法を無意識のうちに使っています。


例えば「take」という単語には「手に取る」というイメージがあります。

ですので「take out」と言えば手にとって外に出すイメージになり、

Can you take out the trash? (ゴミを出してくれませんか?)

He took me out to dinner.(彼は私を夕食に連れ出してくれた)

のような文章で使われるのです。



また、文法も同様にイメージで捉える必要があります。

例えば、先ほどの

Can you take out the trash? を時制を過去にして

Could you take out the trash? と言えば丁寧な表現になります。

これは日本語でも遠回しの表現をする方が丁寧な言い方になるように、

あえて時制を過去にすることで時間的な距離が生まれ、遠回しな表現となるためです。



このように単語や文法を単に知識として知っている状態ではなく、

それを使う意図を理解することによってようやく習得することができます。

こういった感覚をつかむのには多くの文章に触れることが大事ですが、

少しでも早く感覚を掴みたい方には『一億人の英文法』という本がオススメです。

理解するとは何かわかったところで、次に理解できるインプットとは何かをみていきましょう。

理解できるインプット=自分がわかるレベル+少しだけわからないレベル

クラッシェン氏は現在の言語習得レベルを「i」とし、

そこに少しだけ分からないプラスワンを含む「i+1」を理解できるインプットとしており、

この「i+1」を含む新しいインプットを理解することによって言語習得が進んでいくとしています

インプットに使う内容は、

自分がわかるレベルが98%で分からない部分が2%程度が良いとされていますが、

これは本人の能力、やる気、内容に対する知識などで90%でも80%でも良いとされています。

適度な難しさの文章を読んだり、聞いたりしているうちに次第に習得されていくのです。

自分が興味を持てる内容こそ没頭できて理解が深まる

またクラッシェン氏は最も効果的な言語習得方法として、

自発的自由読書(free voluntary reading)を推奨しています。


これは、学習者自体が興味を持って楽しむことができ、ほとんど内容を理解できる本を、

自発的に多く読書することで無意識のうちに言語を習得する方法です。

実際、私も経験があるのですが、いざ英語の勉強をしようと思ってテキストを開いても、

興味の無い内容だとすぐにやる気が無くなってしまい、

終いには全くテキストを開くことすら無くなってしまうことが多々ありました。笑


ですが、野球が好きであればメジャーリーグに関する本や記事をたくさん読んでみたり、

海外のセレブ達に興味があればセレブ達のゴシップ記事をどんどん読んでみるなど、

自分が興味のある内容であれば多少難しくても、

没頭できて自然と深く理解することができるようになります。

まとめ:効率的にインプットして無理なく習得していきましょう!

いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介した内容に関して納得のいくところも多かったのでは無いでしょうか?

私自身、早く習得したいがあまり、語学学校で背伸びして上のクラスを受講したり、

いきなり難しい本を手にとってみては撃沈してきたので、

もう少し早くこの仮説を知ることができていればなあと強く感じます。笑

残念ながら、語学学習は今日勉強して、次の日からできるようになるようなものではありません。

少しずつ積み重ねることで、次第にできるようになっていきます。

ですので、慌てず、無理なく楽しみながら続けていきましょう!

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