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【長期投資】アクティブかインデックスどちらを選ぶべき?アクティブファンドの不都合な事実

【長期投資】アクティブかインデックスどちらを選ぶべき?アクティブファンドの不都合な事実 株式投資

投資信託にはアクティブ運用とインデックス運用(パッシブ運用)があるみたいだけど、どっちがいいんだろう?

とお思いの方や、

アクティブファンドのほとんどがインデックスに勝てないって本当?

と思っている方に読んでいただきたい記事です。

確定拠出年金やつみたてNISAでこれから投資を始める方にとって、

数多くの投資信託から投資先を決めるのは非常に難しいかと思います。


投資信託は運用手法により、

「アクティブ運用」と「インデックス運用(パッシブ運用)」と大きく2つに分類できます。

資産運用関連のサイトでは、それぞれ一長一短があり、好きな方を選びましょうとありますが、

実は、多くのアクティブファンドはインデックスに勝てないという、

業界にとってあまり知られたくない「不都合な真実」があります、、、


今回は、それぞれの違いを確認した上で、アクティブファンドが勝てていない事実

インデックスファンドがオススメの理由についてご紹介します。


その前にそもそも投資信託がよくわからないといった方は以下の記事をご覧ください。

アクティブ運用とインデックス運用の違い

インデックス運用(パッシブ運用)

パッシブ運用とは、市場平均と連動する運用成績を目指す運用スタイルのことです。

日経平均やダウ平均などの市場平均を表す指標(インデックス)と連動するので、

インデックス運用とも呼ばれます。

アクティブ運用

アクティブ運用とは、市場平均を上回る成績を目指す運用スタイルのことです。

アクティブ運用では、運用のプロが調査や分析に基づき、運用するため、

信託報酬などの運用コストがインデックス運用に比べて高いという傾向があります。


ここまでの説明だけ聞くと、

投資のプロが運用してくれるんだし、平均以上のリターンがあるなら多少コストがかかるのは仕方ないか

と思われるかと思います。

実際、私も確定拠出年金で投資を始めた頃はそう思い、アクティブファンドを選んでました。

アクティブファンドがインデックスに勝てない事実

アクティブ運用の前提は、

「十分なスキルがあれば、市場を上回る成績を残すことができる」ということになりますが、

これに関してはインデックスファンドが発明されて以降、長らく議論になってきました。


実際、それぞれの運用成績はどうなのか、これについてS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが

SPIVA (S&P Indices Versus Active)スコアカードという形で公表しています。

日本で販売されている1,558以上のアクティブファンドのうち、

運用成績がインデックスを下回ったファンドの割合をみてみると、

カテゴリーにもよりますが、ほとんどがインデックスに負けてます、、、

アクティブファンド擁護派の苦しい反論

この事実に対して、アクティブファンド擁護派は、

「インデックス以上の運用成果を上げているアクティブファンドはあるから、単純にアクティブファンドだからダメではない」

と反論するか巧みに論点をずらしてアクティブファンドを推奨しています。


そこで、もう一度先ほどのデータを見てみると、

確かに運用期間が1年や3年ほどの短い期間であれば負けているファンドの比率は低いです。

ですが、年数が増えるごとにインデックスに勝てているアクティブファンドは減っていきます。


これは短い期間であれば、まぐれ当たりでインデックスを上回ることがあっても、

まぐれがずっと続くわけではないことを示しているように思います。


また、アクティブファンド擁護派の方ってそのほとんどが、

元証券会社の社員で、金融機関から依頼されて寄稿してるケースが多いです。

金融機関にとっては高い手数料を取れるアクティブファンドに投資して欲しいでしょうから、

アクティブファンドに不利になる発言はしませんよね。笑


これに関しては投資の神様、ウォーレン・バフェットも以下のように指摘しています。

Embed from Getty Images

When trillions of dollars are managed by Wall Streeters charging high fees, it will
usually be the managers who reap outsized profits, not the clients. Both large and small investors should stick with low-cost index funds.

2016年の株主への手紙(Shareholder Letter)

「数兆ドルの資金が高額の手数料を請求するウォールストリーター(ファンドマネージャー)によって管理されている場合、通常、クライアントではなく、マネージャーが莫大な利益を上げます。大手投資家や小口の投資家はともに低コストのインデックスファンドを活用すべきである。」

名前を聞いたこともない専門家の意見より、投資の神様の名言の方が説得力ありますよね。


バフェットの他の名言に関する記事はこちらからどうぞ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

業界があまり知られたくない、アクティブファンドにとっての不都合な真実をご紹介しました。

アクティブファンドは手数料が高い割に、

インデックス以上の成績を上げられるファンドは残念ながらほとんどありません。


インデックスファンドだけじゃつまらない、平均以上の運用成績を目指したい!って場合も、

平均以上の運用成績を出せるかわからないプロに高い手数料払って任せるくらいなら、

インデックスをメインに自分で個別投資した方が断然いいです。


もちろん、探せば素晴らしいアクティブファンドが見つかるかもしれませんが、

ファンドマネージャーの甘い誘惑に惑わされず、客観的な事実に基づき投資信託を選びましょう!

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