カナダでのワーキングホリデー中、仲良くなったメキシコ人の友人たちから、
「お前はメキシコに我が家があると思え、メキシコに来たら必ず泊めてやる!」
みたいなことを冗談混じりでよく言われたのですが、
だったら本当に行ってやろうと思って、カナダから日本に帰国する前に
奥さん(当時はまだ彼女)と2人でメキシコに行くことに決めました。笑
現地では食事はすべてメキシコ人の友人たちのオススメのお店に連れていってもらいました。
現地の人が一番美味しい店知ってるんで間違い無いですよね。
今回の記事では、メキシコで食べた本場の絶品メキシコ料理についてご紹介します!
メキシコ最大のお祭り「死者の日」の記事はこちらです。
メキシコ料理はめちゃくちゃ美味い!
メキシコ料理は和食やフランス料理などと並び、ユネスコの食の無形文化財に登録されており、
3つの食材(トウモロコシ・豆・唐辛子)を基本とした7,000年続く先住民の料理と、
スペインから持ち込まれた食文化(肉類、タマネギなど)が融合して
現在の伝統的なメキシコ料理になっています。
日本人がよく知るタコスやブリトーなどのメキシコ料理の多くはアメリカ南部で生まれた
「テクス・メクス料理」であることが多く、本場のメキシコ料理は一味違います。
本場のタコスは全く違う
タコスは日本でも有名ですが、パリパリのトルティーヤにひき肉、トマト、レタスが入ってる
イメージじゃないですか?
ですが、本場のタコスは写真の通り全く違います!
トルティーヤは柔らかく、具材は牛肉、豚肉、白身魚のフライ、チョリソーなどが選べます!
これにお好みでタマネギ、パクチー、チリソース、ライムを一絞りすると、、、
これがめちゃくちゃ美味い!!
元々パクチーってあんまり得意ではなかったのですが、
他の食材と一緒に食べると主張しすぎず、いい感じのアクセントになって美味しかったです。
El Borrego Viudo
タコスのお店を「タケリア」って呼ぶらしいですが、本当に街中いたる所にあって、
大阪人にとってのたこ焼き的なまさしくソウルフードって感じがします。
そんな中でも、私が連れてってもらった「El Borrego Viudo」は24時間365日やってるらしいです。
お店に行ったのが23時ごろだったと思いますが、厨房はこの活気、大繁盛店でした。
ここは車で行って、駐車場でオーダーし、車の中で食べることもできます。
ケサディーヤ
ケサディーヤはトルティーヤの中にチーズや肉などの具材を挟んで焼いたり、揚げたりした料理です。
私たちは揚げた方を選んだのですが、
外はサクサク、チーズ入りのものは中はチーズがとろ〜りって感じでめちゃくちゃ美味しかったです!
メキシコシティのケサディーヤは通常、チーズ入りじゃないので、
チーズ入りがいい方は「queso」って書いてあるやつを頼むといいみたいです。
全部友達に注文任せてたので詳しくはわかってないです、すみません、、、
Quesadillas Doña Lucha
私たちが連れて行ってもらったケサディーヤのお店はコヨアカン市場の中にある、
「Quesadillas Doña Lucha」というケサディーヤ専門店です。
写真の通りめちゃくちゃ人気で大変混雑してました。
店員さんたちが手際よくどんどん次々と揚げていくのですが、
揚げあがりの姿は全部おんなじ見た目をしてます。
どうやって中身を確認してるんだろうってみてると、思っ切り指で穴開けて中覗いてました。笑
なので全てのケサディーヤの真ん中にぽっこり穴が空いてます。
こういう雑な感じ、嫌いじゃない。笑
でも、ほんと味は保証します!めちゃくちゃ美味しい!!
ポソレ
ポソレはアステカ時代から続く伝統的な具沢山スープで、
煮込んだ豚肉とカカワシントレという大粒のとうもろこしが入っています。
スープにお好みでラディッシュやタマネギ、ライムを絞って、
パリパリのトルティーヤを砕いて入れたりします。
赤いのはチリの色らしいのですが、全く辛くなく、素朴な優しい味わいのスープでした。
ここのお店ではこれまたアステカ時代からある伝統的な
リュウゼツランの樹液を発酵させて作る「プルケ」ってお酒を飲みました。
薄い乳酸菌飲料みたいな味で、アルコール入ってる感じは全くしませんでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
他にもチュロスやエンチラーダなどいろいろ食べさしてもらいましたが(写真撮り忘れ)、
どれも本当に美味しかったです!
現地の味を堪能するのも旅の醍醐味ですよね。
なかなか現地に赴けなくても、最近は日本でも本格的なメキシコ料理屋さんがあるので、
機会があれば是非、本場の絶品料理を試してみてください!
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