つみたてNISAの口座を楽天証券で持ってるけど、最近は改悪が続いてるしSBI証券に切り替えようかな?
という方に読んでいただきたい記事です。
私自身、元々はSBI証券でつみたてNISAを始めたのですが、
当時はクレジットカード決済でポイントが付くのは楽天証券だけだったので、
ポイント欲しさに2020年から楽天証券に移管しました。
ですが、その後2021年6月からはSBI証券でもクレカ積立でポイントが貰えるようになったことで
明確な差が無くなり、最近では楽天経済圏の改悪が続き、旨味が無くなってきました。
そこで、2023年から改めてSBI証券に戻すことに決めました!
今回の記事では、改めて楽天証券とSBI証券を比較し、
NISA口座をSBI証券へ移管するメリットについて紹介していきます。
楽天証券からSBI証券へ移管するメリット
SBI証券への移管を決意したのは、楽天証券のポイント制度が、
2022年4月と9月に大きく下方修正されたことが大きな要因です。
楽天証券のポイント還元率の悪化
サービス名 | 変更前 | 変更後 |
楽天ハッピープログラム | 投資信託の残高10万円ごとに 毎月3〜10ポイント | 月末時点の残高が一定金額に到達した際に 10~500ポイントを1回限り付与 |
楽天カードクレジット決済 | 楽天カード決済で 購入金額の1%還元 | 信託報酬0.4%以上:1.0%還元 信託報酬0.4%未満:0.2%還元 |
楽天SPU | 楽天ポイントを含む500円以上の 投信購入で楽天SPU+1倍 | 3万円以上の 投信購入で楽天SPU+0.5倍 |
特にクレジットカード決済の改悪が個人的には決め手になりました。
また、大人気だった楽天経済圏も様々なサービスで改悪が続き、
楽天経済圏自体の旨味も無くなってきて、使用頻度が落ちてきているのも理由です。
SBI証券のクレカ積立の方が還元率が良い
当初はクレカ積立によるポイント還元が無かったSBI証券ですが、
2021年6月から三井住友カードで積立すると、
カードの種類に応じて0.5~最大5.0%のポイントが貰えるようになりました。
私の場合、三井住友カード ゴールド(NL)とANAスーパーフライヤーズゴールドと持ってますが、
いずれも1%貯まるカードの対象です。
投信保有で貰えるポイントもSBI証券の「投信マイレージ」の方が良い
投信マイレージとは、SBI証券で保有している投資信託の残高に応じて
ポイントが毎月付与されるサービスのことです。
ポイントの付与率は0.02%〜最大0.25%と銘柄によって異なりますが、
人気の低コストのインデックスファンドの付与率は低く設定されています。
私の保有する銘柄を例に見てみると、
ファンド名 | 投信マイレージ ポイント付与率 |
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | 0.0382% |
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド | 0.05% |
SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 0.022% |
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 0.0365% |
付与率は高くありませんが、残高100万円くらいで毎月30ポイント近く付与されています。
楽天証券とSBI証券のポイント還元比較
さて、改めて改悪後の楽天証券とSBI証券のどちらが魅力的か比較してみたいと思います。
証券会社 | 楽天証券 | SBI証券 |
クレカ積立 | 0.2%還元 | 0.5~最大5.0% |
投資信託の保有額に応じたポイント還元 | 月末時点の残高が一定金額に到達した際に 10~500ポイントを1回限り付与 | 0.02%〜最大0.25% |
こうやって比較してみると、やはりSBI証券の方がお得ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これまで見てきたポイント制度を比較し、私はSBI証券に移管することを決めました。
今後、SBI証券が改悪したり、はたまた楽天証券が改善しないとは限らないので、
将来的なことはわかりませんが、現時点ではSBI証券の方がオススメです。
NISA口座の変更は1年に1度までなので、簡単に切り替えるわけにもいきませんが、
皆さんも一度、ご検討されて見てはいかがでしょうか。
コメント