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【高配当ETF】VYMのオススメの購入タイミング、目安について利回りから徹底考察!

【高配当ETF】VYMのオススメの購入タイミング、目安について利回りから徹底考察! 株式投資

高配当ETFのVYMってどのタイミングで買うのがいいんだろう?

とお考えの方や、

これまでVYMを定期買付してきたけど、最近株価が上がってきたし、Twitterで毎月買うもんじゃないって意見もあるし、どうしよう、、、

とお思いの方に読んでいただきたい記事です。


私自身は資産運用において年間配当金額の積み増しを目標に設定しているので、

これまで高配当ETFであるSPYDやVYMをメインに定期買付をしてきています。


高配当ETFはコロナ禍でかなり暴落してましたが、

足元は値段をかなり戻し、高値を更新しております。

これはVYM保有者にとって、素直に嬉しい反面、

コロナ禍での安値を知っているだけに、直近の株価が割高に感じられ、

心理的に買い増しづらくなってきました。笑


また、Twitterなどで「高配当ETFは定期買付するべきではない」

といった意見を目にするようになりました。


そこで、今回は個人的にVYMの購入タイミングについて、

高配当投資で重要な利回りから改めて考えてみたいと思います。

購入タイミングについて2022年3月分の分配金から再検討した記事はこちらです。

VYMの利回りからみる購入タイミング

VYMの過去の利回り推移から購入タイミングの目安となる水準は以下の通りです。

VYMの買い水準の目安

①分配金利回りが3.5%を超えている時

②分配金利回りが平均利回り3.1%を超えている時

③分配金利回りが3.1%未満の時

ここからそれぞれの水準について詳しくみていきましょう。

VYMの株価と利回りの推移

まずはVYMの設定来の株価と利回りの推移をみていきます。

なお、利回りの算出に直近12ヶ月の分配金を参照にしているため、

1年間の分配金が出揃った2007年9月24日からのスタートにしております。

2021年4月30日現在

利回りは2007年10月9日に過去最低の1.95%を記録し、

リーマンショックの真っ只中、株価が最も下落した2009年3月5日に過去最高の6.29%を記録。

また、これまでの平均利回りは3.07%となっています。

①配当利回りが3.5%を超えている時

少ない原資でなるべく多くの分配金を得ようと思えば、

定期買付ではなく、暴落局面でのタイミング投資が理想です。


VYMの場合、2008年からのリーマンショック、2015年からのチャイナショック、

2018年からのVIXショック、2020年からのコロナショックで株価が暴落した際は、

平均利回りが3.5%以上になっているので、この値が買い増しの目安となりそうです。


ですが、全期間3,425日のうち、3.5%を上回っている日は415日ほどですし、

正直、次の暴落がいつ来るかなんてわかりません。

私の場合、まだ大した枚数も保有していないので、もう少し積み増していきたいところ。

なので、もう少し買付の頻度を増やす方法を考えてみたいと思います。

②分配金利回りが3.1%を超えている時

次に考えられるのが、過去平均利回りより高い水準になった時に買うって手法です。

設定来からこれまでで平均利回り3.07%ですが、覚えにくいので丸めて3.1%にしてます。

もしくは少しでも購入頻度を上げるために3.0%とするかこの辺はお好みで。

利回り3.1%を上回っている日は962日、3.0%を上回っている日は1,456日ほどです。

③分配金利回りが3.1%未満の時

平均利回り以下の水準では追加購入を控えるという手もアリかと思いますが、

VYMに関してはもちろん暴落局面では株価が下がっていますが、株価は年々上昇傾向にあります。

一方で、配当利回りは大きくは下回らずに推移しており、

株価の上昇と合わせて年間分配金も増配し、上昇していることがわかります。


増配が続けば購入した当時の利回りより高くなっていきます。

そこで過去に平均利回り以下で購入した場合、

現在の利回りがどうなっているかYOCを用いてグラフにしてみます。

YOC(Yield On Cost)=現在の年間分配金額 / 投資原価(買った当時の株価)

YOCで見てみると購入当時は平均利回り以下だったタイミングでも、

現在の年間分配金額でいけば、平均利回り以上の分配金を生み出せるようになっています。

今後も増配の傾向が続くようであれば、

平均利回り以下で購入しても極端に悪い結果にはならなさそうです。

買い水準の目安

ここまでをまとめると、以下のようになります。

VYMの買い水準の目安

①分配金利回りが3.5%を超えている時は割安局面なので買い増しチャンス

②分配金利回りが平均利回り3.1%を超えている時は控えめにコツコツ定期買付

③分配金利回りが3.1%未満の時でも増配傾向が続くようであれば定期買付継続もあり

個人的にはまだまだ積み増していきたい時期なので、

「基本的には平均利回り以下でも定期買付を続け、

3.5%を超えている間は定期買付に加えてスポット投資で多めに買い増を続ける。」

この作戦でいこうと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

過去の利回りを元に目安となる水準を決めることで、自身の投資方針が決めやすくなります。

一方で、同じ水準でも既に大量保有している方、これから積み増し始める方など、

個人の置かれている状況で投資方針が変わってくるかと思います。


また、ETFは組み入れ銘柄、組み入れ比率の変更によって分配金が簡単に上下するので、

今後も定期的に利回りを追っていく必要がありそうです。


皆さんも目安となる水準を決め、自分の目的にあった投資方針を決めましょう!


人気の高配当ETF、SPYDの購入タイミングについては、コチラをチェックしてみてください。

人気の連続増配ETF、VIGの購入タイミングについては、コチラをご覧ください。

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