高配当銘柄として人気のアメリカ通信大手のAT&T(ティッカー:T)と、
AT&Tがスピンオフしたことで得たWarner Bros. Discovery(ティッカー:WBD)、
基本的に長期保有を前提にしているので、損切りをあまりしないのですが、
昨年末に、泣く泣く損切りすることにしました、、、
AT&TとWBDを損切りした理由
普段、損切りはあまりしないことにしているのですが、
損切りをすることに決めた背景にはいくつか理由があります。
スピンオフ後の株価の低迷
スピンオフが発表された当初は、新株が貰えるらしいし、そのままでいいかと思ってましたが、
スピンオフ後、どちらも株価が低迷し、どんどん含み損が膨らんでいき、
最終的にはAT&Tが -16.17%、WBDは -58.52%と半分以下になってしまいました、、、
まさか、ここまで下落するとは思ってもみなかったです、、、
米国株はスピンオフすると色々ややこしい
また、米国株がスピンオフされると、
特定口座から一般口座に移管されるため、自身で損益計算する必要があり、
これがまた、非常にややこしいです。
税務署や国税庁にやり方を電話相談しましたが、
それぞれ回答が違っており、私自身、正直まだ正しい方法がわかっていません、、、
ただ、問題を先送りにしたくなかったので、次の確定申告で解消するためにも
どうしても2022年中に損切りをしたかったのです。
損切りのタイミングが遅れた理由
上記二点の理由から、前々から損切りをする決意はしていたのですが、
なかなか踏ん切りがつかなかった理由が円安にあります。
AT&Tを買い付けていた当時は為替が1ドル=111円だったのですが、
2022年はどんどん円安が進み、一時は1ドル=150円まで到達しました。
譲渡損益の計算は円貨での計算が必要となります。
出典:楽天証券HP
円安が進んだことで、本来は損失が出ているにもかかわらず、
円貨計算すると含み益が出ていることになり、課税されてしまうという状態に、、、
そのため、少しでも円高に戻るのを待っているうちに年末になってしまいました。
トータルの損失は、、、
今回の売却での損失は-637.15USDとなりました。
これまでにAT&Tから得た配当金は163.53USDなので、トータルでもマイナスです。
大した数を保有していなかったので、この程度で済みましたが、
こんなことになるならスピンオフ後にさっさと売却しておけばよかった、、、
まあ、これを教訓に3Mに関してはスピンオフ前にすぐに損切り判断ができたので、
勉強代と考えるようにしたいと思います。
まとめ
長期保有を投資方針としているので、多少の含み損は配当を受け取りながら待っていれば、
いずれ回復するだろうという考えでいているのですが、
スピンオフのことを考えると、今後、米国個別株の購入は控えようかなと思います。
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