ネット証券だとSBI証券と楽天証券が人気みたいだけど、米国株式を買うならどっちがオススメなんだろう?
とお考えの方や、
使い分け面倒だし、とりあえず日本株買うために口座開設した証券会社で米国株も買うか、、、
とお思いの方に読んでいただきたい記事です。
実際、私自身、楽天証券とSBI証券それぞれの口座を保有しておりますが、
それぞれに特色があり、目的に応じて使い分けをするのが正解だと思っています。
今回の記事では、今人気の米国株式の取引をするならどっちがいいか
取引にかかる手数料で両社の比較し、オススメの買付方法をご紹介していきます。
- 米国株式の取引手数料だけみればSBI証券も楽天証券も同じ
- 為替手数料は住信SBIネット銀行経由にすればSBI証券の方がお得に!
- 外貨積立を利用すればさらにお得に!
取引手数料はどちらも同じ!
では、まず米国株式の売買する時にかかる取引手数料を比較してみましょう。
SBI証券 | 楽天証券 | |
決済通貨 | 日本円 米ドル | 日本円 米ドル |
取扱手数料 | 0.45% (税込0.495%) | 0.45% (税込0.495%) |
最低手数料 | 0ドル | 0ドル |
上限手数料 | 20ドル (税込22ドル) | 20ドル (税込22ドル) |
為替手数料(円→ドル) | 25銭 | 25銭 |
(2020年9月6日現在)
わざわざ比較表にするまでも無かったなと思えるくらい全く同じです。笑
どちらも米ドルもしくは日本円での決済可能
米ドルで決済をする場合は、事前に米ドルを準備しておく必要がありますが、
これも両社ともに証券口座で為替取引ができるので、手間をかけずに準備することが可能です。
また、さらに手間がかからない方法としては日本円で決済することも可能ですが、
いずれの場合でも上記の為替手数料がかかってきます。
少しの手間で為替手数料には差が出てくる
なんだ、どっちも手数料同じなら今のメイン口座と同じ証券会社で取引を始めよう!
と、お思いになるかと思いますが、少しお待ちください!
実は上記の各証券会社での為替手数料はやや割高で、
少し工夫することで為替手数料を抑えることができます。
外貨入出金サービスを利用する
では具体的にどうやって為替手数料を抑えるのか?
それは証券会社の為替取引を利用するのではなく、別で米ドルを準備することです。
SBI証券、楽天証券どちらもすでに手持ちの米ドルを入金できる方法があり、
それぞれ利用可能な金融機関が限られています。
SBI証券 | 楽天証券 | |
利用可能な金融機関 | 住信SBIネット銀行 | SMBC信託銀行、三井住友銀行 |
振込手数料 | 無料 | SMBC信託銀行:1,000円 三井住友銀行:3,000〜8,000円* |
*三井住友銀行の送金手数料については明記されていなかったので、楽天証券HP記載の例を参照
残念ながら楽天証券の外貨入出金サービスは手数料が高く、魅力的ではありません。
住信SBIネット銀行なら為替手数料が低く抑えられる
では、実際住信SBIネット銀行を利用することで、
どれくらい為替手数料を抑えることができるのでしょうか?
市場実勢をみてリアルタイム注文ができる外貨普通預金の場合、
出典:住信SBIネット銀行
為替コストは1ドルあたり4銭と非常に低コストに抑えることができます。
外貨積立を利用すればさらに低コストに
また住信SBIネット銀行の外貨積立を利用した場合、
出典:住信SBIネット銀行
為替コストは1ドルあたり2銭とさらに低コストに抑えられるようになります。
1ドルあたりで見れば25銭も2銭も大した違いに感じないかとは思いますが、
1,000ドルあたりで見れば250円と20円となり、
私の場合すでに、
5,000ドル近く積み立てていますので、その差は1,150円と影響を感じ始めています。
また、住信SBIネット銀行では定期的に外貨積立セールが開催され、
買付手数料の2銭が0銭になるキャンペーンもあり非常に魅力的です。
外貨積立ならスマプロポイントの対象となります
さらに、外貨積立の場合、もう一つメリットがあり、
月1万円以上積立するとスマプロポイントが10pt/月獲得できます。
出典:住信SBIネット銀行
500pt貯まれば500円のキャッシュバックが得られるので、
私の場合、時間分散によるリスク低減をするために毎日3,000円ずつ積立てることで、
スマプロポイントの対象となり、
さらに、給与受取の登録と銀行引落も毎月1件あるので45pt/月ずつ貯めることができています。
また毎日、積立をしていると自然と為替の動きを見るようになりますので、
円高に極端に振れた場合には外貨普通預金で追加で購入しています。
まとめ:米国株式取引は為替手数料が安い分、SBI証券が有利
いかがでしたでしょうか?
長期投資では日々の取引のコストをなるべく抑えることが重要とされています。
その点で考えた場合、住信SBIネット銀行で米ドルを積立て、SBI証券に入金する方法が
少し手間ではありますが、手数料を低コストに抑えることができると思います。
まだ口座をお持ちでない方はこれを機に開設を検討されてみてはいかがでしょうか?
一方で、他の取引においては楽天証券の方がいい場合もありますので、
うまく使い分けながら効率よく日々の投資を続けていきましょう!
コメント