今年も確定申告の時期がやってまいりました。
過去に株式投資で出してしまった損失の繰越控除を受けるため、
「確定申告書等作成コーナー」で作成し申告しました。
去年も同じことをしたはずなのに1年に1回だけだとすっかり忘れてますね。笑
そういうこともあろうかと、損失の繰越控除と外国税額控除の仕方を記事にしましたが、
持株会で得た配当金の入力方法を忘れてしまいました、、、
おそらく来年もこの時期に同じようにどうやったか忘れてると思うので、
個人の記録用としての部分が大きいですが、少しでも参考になればと思い紹介していきます。
※なお、私個人の体験を基にしてるので詳しくは国税庁のHPで確認、又は税理士にご相談ください。
その他の確定申告関連は記事はコチラからどうぞ。
持株会で得た配当金の確定申告は必要?
会社によって様々だと思いますが、私の勤務する会社では持株会を通じて自社株を購入すると、
報奨金として購入金額の数%加算されるため、少しずつですが購入しています。
持株会で配当金の支払いがあると、
年末に「配当金等支払証明書兼支払通知書」が郵送かWEB交付で送られてきます。
持株会では通常、配当金に対して約20%ほどの税金が差し引かれます。
ですので、基本的には確定申告は不要なのですが、
同年に他の取引で損失が出た場合や、私のように過去に損失を出し、損失を繰り越している場合、
損失と利益を相殺する「損益通算」ができるので、
微々たる金額ですが、せっかくなので確定申告しています。
持株会で得た配当金の確定申告の手順
では、実際の手順について私の場合を例にしてみていきます。
さて、「確定申告書等作成コーナー」で事前質問事項に回答し進めると、
収入金額・所得金額の入力にたどり着きます。
損益通算する場合は、申告分離課税で申告する必要があるので、下段の分離課税の所得にある
「上場株式等に係る配当所得等」の『入力する』ボタンをクリックします。
損益通算をするために、
1配当所得の課税方法の選択
では「申告分離課税」を選択し、
2株式等の売却・配当・利子等の入力
では『「配当等の支払い通知書」などの内容を入力する』をクリックします。
上場している会社の場合は「1 上場株式等の配当等に関する事項」の、
「入力する」をクリックします。
複数の配当を受け取っている場合は、集計フォームでやる方が便利かもですが、
持株会だと基本1社からの配当でしょうから、直接入力の方が早いです。
あとは画像のように配当金等支払証明書兼支払通知書に記載の内容を入力し、
入力終了をクリックしましょう。
そのあと譲渡損失の繰越をしている方は「はい」を選び、入力していきましょう。
繰り越した譲渡損失の入力方法は以下の記事をご参照下さい。
最後に、入力した内容が「上場株式等に係る配当所得等」に反映されていれば完了です。
まとめ:株式取引で損失を出してしまったら確定申告しよう!
いかがでしたでしょうか?
私の場合を例に持株会で得た配当金の確定申告の手順を解説していきました。
少し手間ではありますが、還付を受けられることを考えるとやって損はないと思います。
損益通算と損失の繰越控除に挑戦してみたい方の力になれれば幸いです。
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